一段うまく使う「機能・概念」と、安心して使う「守り」
「ただ話す」だけでも動きますが、この6つを知ると精度と安全が一気に上がります。
フォルダ直下に置くメモ。毎回のセッション開始時に必ず読まれ、「守るルール・用語・やってはいけないこと」を固定できる。“同じ説明を毎回する”が消える。
/init で自動生成「/」始まりのショートカット。/init(初期化)/compact(会話を圧縮)/review(レビュー)/security-review(脆弱性チェック)。自作コマンドも登録できる。
計画 → あなたが承認 → 実行の順に切り替わるモード。いきなり手を動かさせず、段取りを見てからGOできる。大きな作業ほど効く。
Shift+Tab で切替専門役の分身を最大10体まで並列で走らせる。調査係・レビュー係などに分けると、本線の会話が汚れず、速く・安く終わる。
最大10並列Claude を社内ツール・DB・SaaS に“つなぐ”共通規格。つなぐとその機能を最初から持っていたかのように使える。※つなぐ先はセキュリティ対象(後述)。
Model Context Protocol作業の要所が保存され、気に入らなければ元に戻せる。フック(自動処理)で“自分の型”も仕込める。だから怖がらず試せる。
やり直せる安心SKILL.md(指示+スクリプト+資料をまとめたフォルダ)。関連する時だけ自動で読み込むので普段は軽い。/スキル名で呼び出しも。例:資料デザイン・Webアプリのテスト・セキュリティレビュー等。自作もでき、Claudeアプリ/Code/APIで横断利用。
ターミナルを使わず、会話で"任せる"側の勘所。
作業させるフォルダを最初に指定。触れる場所を絞るので安全で、意図もブレにくい。
やることを提示 → あなたがOKしてから動く。勝手に確定しない。
アプリを閉じても処理は進む。※ローカルのファイル/PC/ブラウザを使う作業は、アプリを開いたままに。
数式が生きたExcel、体裁の整ったPowerPoint など“開いてすぐ使える”形で返す。サブエージェントで並行処理も。
スクショの各メニューが何者か。ここを押さえると迷いません。
モデル選択:用途で“脳”を切替。最上位=Fable 5/標準=Sonnet 5/速さ・低コスト=Haiku 4.5。高速モードは応答を速く(精度優先なら通常のまま)。→ Claudeモデルの選び方(詳しく)
+メニュー:作業フォルダを渡す/スラッシュコマンド/コネクタ=MCPで外部ツール接続/プラグイン・スキルで拡張。ここが“手を増やす”入口。
コンテキストウィンドウ(例 337k / 1.0M=34%)=会話の“作業机の広さ”。埋まってきたら /compact で圧縮。使用量は 5時間ごと+週次(全モデル/Fable 別)でプランの枠を消費します(Max 20x など)。
エージェントに見せたものは脳(クラウド)に送られます。だからこそ「学習に使われるか/どれだけ保持されるか」を知って選ぶのが肝心。
| 区分 | 学習に使う? | 保持期間 |
|---|---|---|
| 消費者(Free/Pro/Max)・学習ON | 使う | 5年 |
| 消費者(Free/Pro/Max)・学習OFF | 使わない | 30日 |
| 商用(Work / Enterprise / Edu / Gov) | 使わない | 既定で非保持・API入出力は30日以内に自動削除 |
| ZDR契約(API / Enterprise・要承認) | 使わない | 保存しない(安全分類の結果のみ保持) |
※ 最上位(Mythos級)モデルは安全目的で全プラン30日保持(2026/6/9〜)。機密を扱うなら、消費者版は「学習OFF」、本番は商用/ZDRが基本。
ファイル操作・コマンド実行・MCP利用は、原則あなたの承認が必要。モードで「どれだけ自動に任せるか」を選びます。同じ基盤でも、Code は5つ・Cowork は3つ(Cowork は非エンジニア向けでシンプル)。
🖥 Claude Code(5モード) ── Shift+Tab で切替
💬 Claude Cowork(3モード) ── 会話版はシンプル
対応:手動で承認≈Codeの「手動」/自動承認≈「自動」/すべてスキップ≈「許可をバイパス」。Cowork に「プラン」「編集を承認」は無い(コーディング特有のため)。
いちばん右の「許可をバイパス/すべての承認をスキップ」は日常では使わないのが鉄則(Codeでは --dangerously-skip-permissions 相当)。※どのモードでも、設定やリポジトリの要所(保護パス)は自動承認されません。まずは両方とも「手動(で承認)」から。
ファイル/ネットワークへの到達を、信頼や言葉ではなくOSの仕組みで物理的に制限。切っていると「許可の仕組みだけが唯一の壁」になる。
削除・強制push・公開・秘密(鍵など)の読み取りといった破壊的な操作は既定で拒否。許可したものだけを通す“通行証”方式で、事故を未然に防ぎます。
AIが読み込む資料やWebページの中に、見えない命令を仕込む攻撃。エージェントは「あなたの指示」と「文書に埋まった指示」を確実には区別できず、両方に従ってしまう ── 2026年の最重要リスクです。
→ だから「出所の怪しい資料・URL・添付」を鵜呑みにさせない、そして外部送信やファイル操作の前に必ず承認を挟むことが効きます。