AI・自律エージェント 用語集

むずかしい言葉を、ぜんぶ「たとえ」で。

MBA×AI 実践合宿 / Day1
🏁 発明 ≠ 実行
技術を持つことより「何に使うか」で差がつく。AIだけでは差別化にならない。
🚗 運転の仕方は変わらない
モデルは次々新しくなるが、使い方の基本はずっと一緒。新しいAIを恐れなくていい。
CORE
まず押さえる核モデルこの4つで全部つながる
脳=クラウド/手=あなたのPC
いちばん大事なモデル
AIの考える脳は提供元のサーバー(クラウド)、ファイルを触る手はあなたのPC。この2つが分かれている。
これで「勝手に動く」「データが上がる」両方が説明できる。
チャット型AI
ChatGPT / Claude
賢い脳が箱の中。文章で聞くと文章で返すだけ。ファイルには触れない=助言する。
📞 たとえ:電話の向こうの優秀なコンサル。何でも答えるが、机の書類には触れない。
自律エージェント
Codex / Claude Code
同じ脳に手と机を付けたもの。実際にファイルを開き・作り・保存する=作業を終わらせる。
🧑‍💻 たとえ:そのコンサルが隣の席に座った。同じ賢さで、今度は手を動かす。
エージェントループ
think → act → observe
考える→道具を使う(読む/書く/実行)→結果を見る、を目標完了まで自動で繰り返す。これが“自律的”の正体。
SETUP
セットアップの言葉手で入れるのは実質 Node.js だけ
ターミナル
Terminal / PowerShell
文字で命令を打つ「窓・場所」。Mac=ターミナル、Win=PowerShell。やることは「文字を打って Enter」だけ。
CLI
Command Line Interface
文字で命令する「やり方・方式」。ターミナルの中で使う流儀。場所=ターミナル/やり方=CLI
シェル
Shell(zsh / PowerShell)
ターミナルの中で、命令を実際に理解して実行する「係」。これはAI側の道具なので人間は深掘り不要。むしろ人間が理解しておくべきは次の Git
Node.js
ノード・ジェイエス
PCの上でプログラムを動かす「土台(エンジン)」。一度入れればOK・無料。
📱 たとえ:スマホ本体。アプリを動かす土台そのもの。
npm
Node Package Manager
Nodeに最初から付いてくる「アプリを取ってくる店」。コマンド1行でツールを入れてくれる。
📱 たとえ:App Store。本体に最初から入ってる店員さん。
Git ★
バージョン管理(セーブ&ロード)
変更を「セーブポイント(commit)」として記録し、いつでも前へ巻き戻せる仕組み。AIが書いたコードのセーフティネット。何が変わったかは diff(差分)で見える。
🎮 たとえ:ゲームのセーブ&ロード。失敗しても直前に戻れる=怖がらず任せられる。
GitHub ★
クラウド保管・共有・公開
Gitのプロジェクトをネット上に置く場所。バックアップ・共有・自動デプロイの起点。push で最新を上げる。
☁️ たとえ:コードのGoogleドライブ+公開ボタン
この資料サイトも GitHub→Vercel で自動公開(push すると即ネット反映)。
リポジトリ / commit / push
Gitの3語だけ覚える
リポジトリ=プロジェクトの入れ物。commit=セーブする。push=GitHubに上げる。まずこの3語で十分。エージェントは基本これも代わりにやってくれる。
用意する5材料
セットアップ全体像
①PC ②ターミナル ③Node.js ④ツール本体 ⑤有料アカウント+ログイン。+ コードを安全に扱うなら Git
つまずくのは実質 Node.js だけ。ツール本体は npm で一行で乗る。Git はセーフティネットとして入れておくと安心。
COST
お金の言葉脳を借りる料金メーター
API
Application Programming Interface
ソフト同士が決まった形でやり取りする「窓口」。手が脳に頼む電話線。
🍽 たとえ:レストランの注文カウンター/コンセントの規格。中身を知らなくても使える。
トークン
Token
AIが文章を刻む単位=課金メーター。英語は約4文字、日本語は約1文字で1トークン。入力(読ませた分)+出力(書いた分)で課金、しかも出力の方が数倍高い
🚕 たとえ:タクシーのメーター。読ませるほど・話すほど回る。
📚 100万トークン ≒ 日本語で約100万文字=文庫本10冊分。「文脈100万」=それだけの分量を一度に読み込める、という意味。
なぜエージェントは有料前提か
トークンを食う理由
ループで脳を何十回も呼び、毎回「これまで全部」を読み直す→トークンが膨らむ。チャット1往復とケタ違い。
定額 vs 従量
課金の2方式
定額(Plus/Pro/Max)=予算が読める・研修向き。従量(API)=使った分・メーター注意。
コスト暴走は主に従量(API)の話。まずは定額が安全。
MODEL
脳(モデル)の言葉番号に詳しくなる必要はない
モデル
Model
訓練済みのAI=脳そのもの。アプリ(ChatGPT/Claude Code)は脳を包む“車体”。同じ脳がいろんな車体に載る。
GPT / Claude / Gemini
脳のブランド
会社違いの競合する脳。GPT=OpenAI、Claude=Anthropic、Gemini=Google。トヨタ vs ホンダの関係。
バージョン(世代)
3 → 4 → 5 …
脳の新しさ。大きいほど新しく賢い世代。小数(4→4.5)は同世代の改良。
🚗 たとえ:車の年式。新しいほど良い。
グレード(サイズ)
Opus / Sonnet / Haiku
同世代の中の大小。大=賢い・高い・遅い/小=速い・安い。
🚗 たとえ:車のグレード(高級車 ⇔ エコノミー)。年式とは別軸。
LANGUAGE
言語の言葉用途が言語を決める
プログラミング言語
なぜ何種類もあるか
「機械の都合(速さ)⇄ 人間の都合(書きやすさ)」の綱引き。用途で形が決まる。
🏎 たとえ:乗り物。C/Rust=レーシングカー、Python=安全な普通車。
JavaScript
JS(手のツールの言語)
元はブラウザ専用→Nodeでどこでも動く。Claude Code はこれで作られている(だからNodeが要る)。
Python
AI・データの言語
読みやすく、AI・データの王様。脳(モデル)の学習側はこちらが多い。脳=Python側/手=JS側
INTERFACE
インターフェースの歴史掴み
3つのUI(CLI→GUI→NLUI)
User Interface=人と機械の接点
CLI(文字で命令・専門家だけ)→ GUI(クリック・誰でも)→ NLUI(話すだけ・今ここ)。革命のたびに使える人の母数が爆発。
💬 決め台詞:ターミナル(CLI)はAIの接点。あなたの接点はNLUI=ただ話すだけ。
発明 ≠ 実行
Xerox → Apple → AI
GUIを発明したのはXerox PARC。でも売れず、Appleが商品化=革命、Microsoftが大衆化。
🏁 ビジョンより実行で差がつく。エジソン=バーニーと同じ。
NLUI
Natural Language User Interface
自然言語で機械を操作する接点。会話型UIとも。AIエージェントは、まさにこの新インターフェース。
SAFETY
安全の言葉漏洩よりも“行動”
情報漏洩 ── Gmailと同じ信頼
AI特有ではない
見せたものは脳(クラウド)に送られるが、Gmail・LINE・freee に機密を預けるのと同じ種類の信頼。「サーバーに上がる=危険」を徹底したらクラウドは何も使えない。AIだけ特別に怖がる理由はない。
freeeとの違いは「1つだけ」
学習に使うか
freeeは君のデータで世間のモデルを訓練しない。AIは無料・個人プランだと学習に使う場合がある。本当に違うのはここだけ。ビジネス/APIプラン(学習しない)にすれば、Gmailと完全に同じ。
「絶対漏れない」は無い
正直な前提
誰も100%は保証できない。漏洩は直接(他人に出る=アカウント分離で起きない)と間接(学習経由で出力に断片)。学習しないプランなら間接の経路が消える=Gmail並み。
★ 本当に新しいのは「勝手に動く」
守るのは“行動”
SaaS(Gmail/freee)は保管・処理するだけ。エージェントは読んで、書いて、送って、実行する。新しいリスクは「データが上がる」ではなく「勝手に行動する」方。守るのは漏洩より行動への承認
🧑‍💼 たとえ:優秀なインターン。普通は「実行していい?」と聞く。「勝手にやって」と設定した時だけ進む。
道具パターン
規制データ用の切り札
本物データを見せず「処理する道具(スクリプト)」を作らせ、ローカル実行。万能の安全策ではない。法律・契約でデータが外に出せない時(規制業種の個人情報など)の切り札。普通の業務はビジネスプランでそのまま使えばいい。
いつもの基準を当てるだけ
ビビらない安全運用
「AIは危険」ではなく「Gmailやfreeeと同じ基準を当てる」。残る注意は3つだけ:① 学習しないプランを選ぶ ② 行動には承認(エージェント固有)③ 規制データは法律のルールが別にある。
🔑 守るのは「データの行き先」より「AIの行動」。
ANALOGY
効く「たとえ」集説明に困ったらこれ
📱 スマホ
セットアップ3点を一貫
Node.js=スマホ本体/npm=App Store/Claude Code・Codex=アプリ。npm install=App Storeで入手ボタンを押す。
🚗 車
速さの恐怖を消す
車は新機能が出ても「運転の仕方」は変わらない。AIも同じ=モデルは変わるが使い方の基本は不変。進化はむしろ運転を“楽”にする。
運転の基本=目的地(WHY)/ハンドル(頼み方)/交通ルール(安全)/前を見る(検証)。
📞 電話相談 vs 隣の席
チャット vs エージェント
チャット=電話の向こうの賢いコンサル(助言だけ)。エージェント=そのコンサルが隣に座って実際に手を動かす。
🧑‍💼 優秀なインターン
自律と承認
普通は「実行していい?」と聞いてくる。「勝手にやって」と設定した時だけ、聞かずに進む。事故は“勝手に”でなく“人がそう設定した”時。
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